はじめに

今回は、テイストを変えて、コラム形式でお送りします。直近の塾取材で気になったことをラフに書いていきます。

さっそく最初のコラムテーマは「公文式」です。

全国300塾に聞いたところ、小学生から公文式をやるべきと答えたのは70%でした。

いつから公文式をはじめるべきか?
● 小学3年 32%
● 小学1年 28%
● 小学2年 10%

中でも小学3年生からスタートすべきとする塾関係者が多かったです。算数の計算、国語の読解力を身につけさせるには小学校低学年から良いという意見でした。

塾関係者によれば、公文式の優れているところは、できないところは戻れて学習でき、得意な教科は学年関係なく、どんどん進められること。

【東大、医学部合格者ルート(中学受験バージョン)】
小学校低学年公文式スタート(国、算)
↓↓
小3 学習塾
↓↓
小5あたりで公文をやめ、塾一本に。
サピックス、グノーブルなどで学校別対策を中心に行う
↓↓
小6
中学受験
↓↓
中学入学後、
英語専門塾など(トップ中は鉄緑会)
高1で駿台、河合塾など大手塾
大学受験

やりようによっては、小学校3年生でスタートし、1年間で小学校全ての分野を終わらせてしまうことも可能です。それが、その後の中学受験や高校受験にかなりのアドバンテージになるようです。

公文式の弱点とは

ただし、本格的な受験対策となると、各学校別の対策が必要で、この点が公文式の弱点となります。

もし、塾が苦手な子どもがいるなら、せめて塾の模試、または短期講習は、受けた方がよいとのことです。

さらに、公文式は、問題が羅列されているだけで楽しくない、という意見も多くありました。

ですので、一方的な記憶や反復練習が苦にならない小学校低学年のうちから公文式をスタートして、慣れるのが良いとのことです。一方で、小学校高学年になると、単純な記憶がしにくくなります。記憶するものに関連する情報(枝情報といいます)がないと難しくなるのです。

実は、東大や医学部合格者が、小学生で公文式をやめてしまう大きな理由がここにあります。

とはいえ、私が、全国の公文式の教室を取材したとき、公文式だけで、

● 公立小 → 開成中合格 → 日比谷高校→東大文I合格
● 公立中 → 開成高合格 → 国立大学医学部合格
● 公立小中 → 高崎高校&開成高校合格 → 群馬大学医学部合格

という事例をいくつも見てきました。

高校生まで公文式を続けて先取り学習すれば東大、国立大学医学部も夢ではなさそうです。

やる気さえあれば、公文式だけでどこの学校でも合格可能で、そんな話を塾から聞けて、ものすごい興奮した記憶を思い出しました。

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【著者プロフィール】
西田 浩史(にしだ・ひろふみ)
ルートマップマガジン社 取締役/
『ルートマップマガジン』雑誌編集局 編集長、上席コンサルタント

追手門学院大学客員教授、教育ジャーナリスト、『大学ジャーナル』編集部 編集委員、アロー教育総合研究所 客員研究員。2016年 ダイヤモンド社『週刊ダイヤモンド』記者(学校・教育産業担当)、他学習塾業界誌の私塾界『月刊私塾界』、塾と教育社『月刊塾と教育』記者、追手門学院大学アサーティブ研究センター客員研究員を経て20年から現職。『現代ビジネス』『週刊朝日』『サンデー毎日』『週刊エコノミスト』『週刊東洋経済臨時増刊』『週刊ダイヤモンド』など教育関連記事の寄稿、コメント多数。全国4,000塾、予備校(関係者20,000人)の取材達成(2022年11月現在)。
著者に『医学部&医者』『関関同立』『最強の高校』(すべて週刊ダイヤモンド 特集BOOKS ダイヤモンド社)など。放送大学大学院文化科学研究科修士課程在籍中

【専門分野】
学習塾、予備校業界/幼、小、中、高、大、大学院入試/広報関連/社会人教育/大学3年次編入学、学士編入学試験/通信制高校、大学/各種資格試験

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